木曜日に公示された参議院選挙。NNNが序盤の情勢を分析したところ、自民党と公明党あわせて参院全体の過半数維持は微妙な情勢。また、国民民主党と参政党はが大幅に議席を増やす勢い。激戦区となっているのは32人が立候補している東京選挙区。東京選挙区から立候補した自由民主党・鈴木大地氏は、ソウルオリンピックの競泳の金メダリスト。鈴木大地氏は「スポーツの力で病気にさせない日本、いつまでも健康で輝ける社会を目指していきたい」と述べた。同じく知名度をアピールしていたのが、国民民主党から出馬する元アナウンサー・牛田茉友氏。4月までNHKで働いていた。「笑顔を増やす政策」を訴えた。主な争点は物価高対策や消費減税の是非など。バンキシャは、東京選挙区で政党要件を満たす8党11人の戦い方を取材した。自由民主党・武見敬三氏は、元厚生労働大臣で6回目の当選を目指す。林官房長官や河野前デジタル相が応援に訪れた。自民党は都議選で議席数が過去最低になるなど支持離れが進んでいる。自民党と同じく都議選で議席を減らした公明党。立候補した新人の川村雄大氏も支持層の引き戻しが急務。自民党などから離れた保守層を狙っているのが参政党。歌手で新人のさや氏が立候補し訴えるのは日本人ファースト。立憲民主党・奥村政佳はフルネームを連呼していた。かつてアカペラボーカルグループ・RAGFAIRでボイスパーカッションを担当。演説の中でも披露した。食料品の消費税ゼロを訴える。国民民主党・奥村祥大氏もフルネームを意識。訴える政策は手取りを増やす経済の実現。東京選挙区では32人の候補者が競り合う中、アピールのために欠かせないのがSNS。先月、NNNと読売新聞が行った世論調査では、18歳~39歳の66%がSNS情報を「重視する」と回答した。