衆議院選挙は順調に開票が進み、先ほど小選挙区と比例代表を合わせた465議席がすべて確定した。自民党が191議席、立憲民主党が148議席、日本維新の会が38議席、公明党が24議席、共産党が8議席、国民民主党が28議席、れいわ新選組が9議席、社民党が1議席、賛政党が3議席、日本保守党が3議席、無所属が12議席を獲得している。自民・公明両党は目標としていた過半数の233議席を下回った。石破総理大臣は、野党に協力を求めてでも自民党を中心とした政権の維持を目指したいという考えを示した。石破総理大臣としては、物価高への対応などの政策課題に速やかに取り組む必要があるとして、政策で一致できる党への協力を要請する方針。公明党は先月就任したばかりの石井代表が落選し、体制の立て直しに向けた検討が行われるものとみられる。野党側は立憲民主党が大幅に議席を増やした。立憲民主党はきょう執行役員会を開き、今後の対応を協議することにしていて、特別国会で行われる総理大臣指名選挙に向けて他の野党との連携を模索する方針。国民民主党も選挙前から大幅に議席を増やした。玉木代表は、自民・公明両党から連立政権への参加の打診は受けていないとした上で「どこかに加わるというよりも手取りを増やす経済政策を実現するために協力いただけるところとは協力していく」と述べた。