シベリア抑留を手間にした演劇にむけて企画された座談会。父がシベリア抑留者だったという西岡さん。父がその4年間にシベリア抑留について短歌にしていた。帰国前には共産党への入党誓約書やスターリンへの感謝状を書かされた経験があるという。さらに故郷に帰ったあとも社会的な差別も経験した。また仲井壽さんも父がシベリア抑留者だった。川田さんの娘の千田香代子さんは、父からシベリア抑留については一切聞かされていなかったという。京都府舞鶴市は戦後にシベリア抑留者を中心に66万人は引き揚げた。抑留生活など舞鶴引揚記念館ではそうした資料を展示しているがそこに劇団員たちが訪れた。元館長の宮本さんは舞鶴市の引き揚げ場所になった場所を案内してくれた。
四国学院大学では取材を終えて演劇の稽古がスタートした。そして、10年ぶりの祖父との2人展に向けた制作も大詰めを迎えていた千田さん。祖父のテーマが自分のテーマになってきたという。完成した新作のタイトルは祖父の沈黙。千田さんは川田さんが亡くなったあとに部屋を片付けていた際に見つかった手記を紹介した。地元の老人会に手記をシベリア抑留の体験を残していた。そこには演劇に参加する大学生の姿も。
四国学院大学では取材を終えて演劇の稽古がスタートした。そして、10年ぶりの祖父との2人展に向けた制作も大詰めを迎えていた千田さん。祖父のテーマが自分のテーマになってきたという。完成した新作のタイトルは祖父の沈黙。千田さんは川田さんが亡くなったあとに部屋を片付けていた際に見つかった手記を紹介した。地元の老人会に手記をシベリア抑留の体験を残していた。そこには演劇に参加する大学生の姿も。