物価高のなか、賃上げを巡り経営側と組合側が方針を示す経団連の労使フォーラムが開かれ、春闘が事実上スタートした。ビデオメッセージで経団連の十倉会長は去年を上回る賃上げ4%以上を念頭に置いた。これに対して、午後に芳野会長が登壇予定の連合は5%以上を目安とする方針。問題は1%の差が埋まっても物価上昇を下回ってマイナスが続く実質賃金のプラス化が見えないこと。れ補うために雇用者の7割を占める中小企業でも賃上げが広がることや、政府・日銀による物価対策も欠かせない。
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