診療報酬をめぐっては、来年度の改定に向け日本医師会が引き上げを求めている。しかし、財政制度等審議会は「プラス改定は保険料の負担増加につながる」と指摘し、診療所の報酬単価を5.5%程度引き下げるよう求めた。診療所の経常利益率は、中小病院を大きく上回る8.8%となっている。これを一般企業の5.5%まで引き下げれば、保険料の負担は年間2400億円程度軽くなり、診療報酬全体で約1%のマイナス改定に相当する。
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