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「日本原水爆被害者団体協議会」 のテレビ露出情報

ノーベル平和賞の授賞式で、日本原水爆被害者団体協議会は核兵器廃絶を求めるスピーチを行った。被団協は原爆投下から設立まで11年を要したが、占領下での報道規制、被爆者が立ち上がることができなかったことが要因として挙げられる。その後、原爆の恐ろしさを社会へ伝えようと、被爆体験を手記にまとめたり、被害や死没者の調査も行ってきた。設立に携わった森瀧市郎氏はアメリカの核実験に苦悩、憤りを覚え、1962年に原爆慰霊碑の前で12日間、座り込みをした。また、海外へ向け、核廃絶の訴えにも力を注いできた。今、核の脅威がかつてないほど高まっている上、中東情勢など国際情勢は厳しさを増している。
日本は21年に発効した核兵器禁止条約はおろか、締約国会議にも参加しておらず、日本被団協は批判している。高齢化とともに被爆者の数も減っていて、若い世代への運動の広がりが求められるという。約500回の座り込みを行った森瀧市郎氏は「精神的原子の連鎖反応が物質的原子の連鎖反応に勝たねばならぬ」という言葉を残している。人々の精神的なつながりの力こそ、核の連鎖に勝ちうると意味しているという。授賞式のスピーチで、田中熙巳代表委員は「わたしたちの運動を次の世代が工夫して築くことを期待します」と語っていた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年12月12日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
日本被団協代表委員の3人はノルウェーのストーレ首相と面会した。面会後の記者会見では田中熙巳代表委員とストーレ首相が共に核兵器廃絶への思いを述べた。今回の授賞式では原爆の犠牲者に対する日本政府による補償についても演説で言及した。日本政府は原爆で被爆した人については医療費公費を負担しているが亡くなった人には補償を行っていない。これに対し日本被団協は、被害の補償が[…続きを読む]

2024年12月12日放送 3:45 - 4:30 TBS
TBS NEWS(ニュース)
ノーベル平和賞の授賞式に日本被団協が臨んだ。演説に立ったのは長崎で被爆した田中熙巳さん。今も世界が核の脅威にさらされる現状を非難。もともと原稿にはない言葉で日本政府に対しても強く批判した。日本は世界で唯一の被爆国でありながらアメリカの「核の傘」に依存し、核兵器禁止条約には不参加。被爆者も高齢化がすすみ、平均年齢は85歳に。記憶をどう引き継ぐかが課題になってい[…続きを読む]

2024年12月11日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.(ニュース)
スタジオでのトーク。桐谷さんは「被爆者の田中さんのことばだからこそより残酷な情景が目に浮かび重みも感じられる」などとコメント。

2024年12月11日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタ(ニュース)
オスロ市民も歓声。

2024年12月11日放送 15:45 - 16:50 フジテレビ
イット!(ニュース)
フジテレビ報道局取材センター室長・立石修が解説。日本被団協・田中熙巳代表委員による授賞式でのスピーチについて、核保有国の報道は。ロシアは一部メディアが授賞式が行われたことを報じた。中国は一部メディアのみ、国営メディアは取り上げず。米国ではAP通信がスピーチから「生存者たちは人生の晩年を迎えつつあり核兵器の仕様に対するタブーが薄れつつあるのではないかという不安[…続きを読む]

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