“勝手踏切”とは、警報機も遮断機もないが住民が踏切のように渡っている場所で全国にあるという。この勝手踏切で事故が相次いでいる。去年事故の起きたJR可部線の勝手踏切にはフェンスに隙間があいていた。“里道”と呼ばれる鉄道ができる前からあった道と交わっているためだという。道路法の適用を受ける道ではないが、誰もが渡れる道としての公共的な機能を有していて法定外公共物という扱いになる。フェンスでふさぐには近隣住民の同意が必要になる。広島市内には約200か所あるが、詳しくはJRも把握していないという。記事配信後、広島市長が事故の起きた勝手踏切を渡れなくするよう地元住民の同意を得る話し合いをJRと共に行うと発表したという。