神戸アイセンター病院は、iPS細胞で網膜色素上皮不全症の患者の目に網膜の細胞を移植する治療の開発をすすめている。これまで治療した患者3人は移植の細胞が定着し見え方が改善した人もいたという。グループは結果を再生治療の実施計画を評価する国の部会に提出しており、部会で了解得た上で来月にも先進医療に申請する。先進医療は入院費など関連する医療費の一部の公的保険が適用される。一定の基準を満たせば実施する医療機関を増やすことも可能。先進医療に認められればiPS細胞を使う治療は世界初の臨床研究として実施以来はじめてのケースとなる。