今回の工事は首都高出入り口を支えてきた橋脚の撤去が目的。水上部分はまず、中に詰められたコンクリートを除去する。作業はすべて人力だ1日に除去できるのはわずか数十センチ、1本終えるのに数週間もかかるという。コンクリートを取り除いたら柱の外側を切断し撤去する。水上部分が終わったら水中解体に移る。今回の現場では水上からワイヤーを伸ばし、水中の橋脚に滑車装着とワイヤーをセッティングしてワイヤーソーで切断する。最終的には橋脚を小分けにして撤去する。
水中作業の難関は視界の悪さだという。潜水士は長時間潜って作業を行うため、ボンベではなくホースから酸素が送られる。一定の水深にとどまれるよう、浮力を調整するおもりを身に着けている。クレーンで装置を水中に降ろす時、潜水士とクレーンオペレーターはお互いの姿を見ることは出来ない。唯一の頼りは音声によるやり取りだ。潜水士の浅岡は「目をつぶってでも作業できなければ水中ではできない」と言う。作業すること約1時間、セッティングが終わった。ワイヤーが回転し、橋脚を切断した。切断すること約7時間ミッションが成功した。
水中作業の難関は視界の悪さだという。潜水士は長時間潜って作業を行うため、ボンベではなくホースから酸素が送られる。一定の水深にとどまれるよう、浮力を調整するおもりを身に着けている。クレーンで装置を水中に降ろす時、潜水士とクレーンオペレーターはお互いの姿を見ることは出来ない。唯一の頼りは音声によるやり取りだ。潜水士の浅岡は「目をつぶってでも作業できなければ水中ではできない」と言う。作業すること約1時間、セッティングが終わった。ワイヤーが回転し、橋脚を切断した。切断すること約7時間ミッションが成功した。