経団連は5月に任期を終える十倉会長の後任に日本生命保険・筒井義信会長を内定する人事を発表した。筒井次期会長は70歳で、経団連では2023年から副会長を務めている。現在、日本生命の会長だが、今年4月には会長を退き特別顧問に就任する予定。金融業界からの起用は初めて。これまで経団連会長の多くは企業トップが役職から退くことなく務めてきたが、十倉会長は「大事なのは肩書ではなく、会社を引っ張ったという経験・知見だと思う」と強調した。
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