医療現場で治療用アプリの活用が遅れている。日本では2020年に初めて薬事承認されたが、現時点で普及するのは高血圧向け1製品にとどまる。開発企業にとっても国の承認審査や保険適用のクリアは見通しにくく、医療機関を通じた流通も高い壁が立ちはだかっている。日本では少子高齢化に伴い生活習慣病などへの対応ニーズも広がる中、審査や販売のハードルを乗り越えられればアプリが医療に根付くポテンシャルは十分にありそう。(日経電子版)
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.