大槻奈那の解説。先週米国の4−6月期のGDPが発表されたが事前の市場予想を大きく上回る結果となった。賃金の強さというのもこれもあると思うがもう一つ注目しているのが保有資産の増加。合計額過去5年間で43%増、日本の場合過去10年間17%増と米国に対しやっぱり相当違いがある。リスク面について個人収入内訳と個人消費と個人の富の増減率などをみて消費とGPTについて説明。クレジットカードの延滞率の全体平均を見ると9%ぐらい。クレジットカードの枠を90から100%使ってほぼ使い切った人々の場合は過去1年間で33%もの人が初期延滞に入ってしまった。10歳から20歳代のZ世代の方々を見ると15%ぐらいの方々はもう使い切ってしまっている。早めに利下げをすることによって若者たちのクレジットカードとかの負担を減らす必要があると思うなどと個人金融資産「膨張」の影響について伝えた。