石破総理大臣は、今月27日投開票の日程で衆議院選挙を行うことを表明している。ほかの野党との候補者調整について立憲民主党・小川幹事長は「真摯に各党と向き合っていかなければいけない」、日本維新の会・藤田幹事長は「先方(立憲民主党)の考えをしっかり聞く」、共産党・山添政策委員長は「全体で共闘する関係には今ないだろう。だからと言って否定したりしないと宣言したことは一度もない」。一方の与党、自民党の小泉選挙対策委員長は、石川県珠洲市を訪れて、仮設住宅で暮らす住民と意見を交わした。自民党・麻生最高顧問と菅副総裁は、きょう午後、国会内の麻生氏の事務所で、およそ15分間会談した。両氏は、石破内閣が発足し、衆議院選挙も控える中、党内情勢や政権運営の在り方などを巡って意見を交わしたものと見られる。きのう召集された臨時国会の日程について、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が協議。自民党が会期末の来週9日に党首討論を行うことを改めて提案したのに対し、立憲民主党は、党首討論ではなく、すべての閣僚が出席して、予算委員会で十分な審議を行うべきだと主張して折り合わず、引き続き協議することになった。
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