- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 向笠康二郎
オープニング映像とオープニングの挨拶。
石破総理大臣は、あさって行う所信表明演説で、地方の活性化に向けて、国と地方が一丸となって取り組む決意を示し、地方創生のための交付金の倍増を目指す方針を打ち出す方向で調整している。一方、石破総理大臣は、来週9日に衆議院を解散し、今月27日投開票の日程で選挙を行うと、昨夜、表明し、与野党はともに、すでに選挙モードに突入している。石破総理大臣は「共感と納得が得られるように努力していきたい」とコメントした。
石破総理大臣が、衆参両院の本会議で行う所信表明演説の内容が分かった。この中で石破総理大臣は、地方の活性化に向けて、国と地方、国民が一丸となって取り組む決意を示すことにしている。そして、地方創生のための交付金について、当初予算ベースで倍増を目指す方針を打ち出す方向で調整している。また防災分野では、世界有数の災害発生国の日本で、人命最優先の体制を構築するとして、防災庁の設置に向けた準備を進める考えを、改めて示すことにしている。さらに、災害関連死ゼロを実現するため、避難所の在り方を見直すとともに、発災後、速やかにトイレやキッチンカー、ベッド、風呂を配備できる官民連携体制を平時から構築する考えを明らかにする見通し。石破総理大臣としては、自身が重視する地方創生や防災対策の強化を所信表明演説の中で訴えることで、関係する政策を強力に推進していくねらいがあるものと見られる。
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石破内閣の閣僚たちもきょうから本格始動した。赤澤経済再生担当大臣は、担当する防災庁の設置準備について、令和8年度中の設置に向けて、検討を急ぐ考えを示した。赤澤経済再生相「チームを作って防災庁への移行のしかたを考えてもらう。ポイントは専任の大臣を置くことと、予算、定員をいまより格段に補強すること」。一方、石破総理大臣が意欲を示すアジア地域の新たな多国間安全保障体制アジア版NATOの構築について、岩屋外務大臣は「将来のビジョンの一つとして中長期的に検討していくべき」とした。また、福岡厚生労働大臣は、ことし12月に今の健康保険証の新規発行を停止する政府の方針について「堅持したい」と述べた。三原こども政策相は「こどもまんなか社会の実現に取り組む」とコメントした。
石破総理大臣は、今月27日投開票の日程で衆議院選挙を行うことを表明している。ほかの野党との候補者調整について立憲民主党・小川幹事長は「真摯に各党と向き合っていかなければいけない」、日本維新の会・藤田幹事長は「先方(立憲民主党)の考えをしっかり聞く」、共産党・山添政策委員長は「全体で共闘する関係には今ないだろう。だからと言って否定したりしないと宣言したことは一度もない」。一方の与党、自民党の小泉選挙対策委員長は、石川県珠洲市を訪れて、仮設住宅で暮らす住民と意見を交わした。自民党・麻生最高顧問と菅副総裁は、きょう午後、国会内の麻生氏の事務所で、およそ15分間会談した。両氏は、石破内閣が発足し、衆議院選挙も控える中、党内情勢や政権運営の在り方などを巡って意見を交わしたものと見られる。きのう召集された臨時国会の日程について、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が協議。自民党が会期末の来週9日に党首討論を行うことを改めて提案したのに対し、立憲民主党は、党首討論ではなく、すべての閣僚が出席して、予算委員会で十分な審議を行うべきだと主張して折り合わず、引き続き協議することになった。
米国大統領選挙。民主党・ハリス副大統領を支えるウォルズ氏と、共和党・トランプ前大統領を支えるバンス氏。副大統領候補同士がテレビ討論会に臨んだ。イランがイスラエルに大規模なミサイル攻撃を行ったことを受けて、中東政策など、外交をテーマに討論が始まった。またバンス氏は、経済政策を巡り、ハリス氏が副大統領として、インフレや住居費の高騰などに対応してこなかったと批判した。さらに、テーマは移民政策に。移民政策を巡っては、トランプ氏が、先月行われた大統領候補の討論会で「移民がそこに住む人々のペットを食べている」と発言。この発言内容を正当化してきたバンス氏を、ウォルズ氏は批判した。バンス氏が、司会者からの制止を振り切って強引に発言を始め、そこへウォルズ氏も割り込んだ。有力紙「ウォールストリートジャーナル」は、「バンス氏は自信を持って、はっきり話していた一方で、ウォルズ氏は調子をつかむのに苦労していた」と評価。また、CNNテレビが討論会を見た人に尋ねたところ、「バンス氏」が勝ったと答えた人が51%、「ウォルズ氏」を選んだ人は49%だった。CNNテレビは、政策論争が中心だったとして、「最近の米国政治では珍しくなっている普通の討論会だった」とも伝えている。
石川県輪島市でおよそ80年続く輪島塗の箸を作る工房が見舞われた、能登半島地震と先月の記録的な大雨による被害。二重被災ともいわれる厳しい状況の中で、心を奮い立たせ、製作再開にこぎ着けた。きょう、漆を塗る作業を行った輪島塗の箸の職人・小山雅樹さん。1月の地震で、小山さんの自宅を兼ねた工房は半壊した。壊れた機械も修理して、製作を再開したのはことし3月だった。しかし先月の大雨で倉庫が浸水。箸の材料が水につかり、およそ2万膳分を廃棄した。それでも、製作を再開した小山さんを奮い立たせた思いがあった。「この場所(輪島)で固執したい」とコメントした。
江戸時代に活躍した絵師・伊藤若冲と円山応挙が合作したと見られる、墨で絵が描かれた二曲一双の金びょうぶが見つかった。竹と生き生きと動き回る複数の鶏の姿を描いたものは若冲が手掛け、梅の木の下で泳ぐ2匹のこいを立体的に描いたものは応挙が手がけたという。専門家は、若冲と応挙の接点を示すはっきりとした資料が見つかったのは初めてで、貴重な発見だとしている。
携帯電話に060から始まる番号が加わる見通しになった。総務省は、審議会の答申や一般からの意見を踏まえて決定することにしていて、早ければ12月中にも、060の事業者への割り当てが始まる見込み。060の開放で、携帯電話の番号は3億6000万件に増えることになり、年内に実現すれば、11年ぶりに新たな番号が加わる見通し。
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副島アナが「今日東京は久しぶりに暑かったですね」と話した。