あさって召集の通常国会で、野党に理解を求めながら新年度予算案の年度内成立を図る方針の与党。きのう、立憲民主党と政策責任者が会談したのに続き、日本維新の会、国民民主党ともそれぞれ会談した。このうち維新の会は、教育政策に加え、社会保険料の軽減についても、自民党、公明党両党を含めた3党で協議することを提案し、調整することになった。国民民主党は、年収103万円の壁の見直しを巡り、先月、幹事長どうしが178万円を目指すなどと合意を交わしていることを踏まえ、3党の税制協議の再開を求めた。これに対し自民党、公明党両党は、持ち帰って検討する考えを示した。政治改革を巡り、立憲民主党・野田代表は、企業団体献金の禁止を実現するため、できるだけ多くの野党が連携できるよう、環境を整えていきたいという考えを示した。石破総理大臣は公明党・斉藤代表と会談。選択的夫婦別姓について、できるだけ早く自民党としての考え方をまとめ、公明党と協議を行いたいという考えを伝えた。石破政権にとって初めてとなる通常国会は、あさって召集され、各党の代表質問は、衆議院本会議では来週27日と28日に行われる。公明党・斉藤代表「予算案審議が過ぎれば法案審議に入る。できるだけ早い時期に与党案の協議に入りたいという話があった」と話した。
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