子どもの権利条約が1989年に国連総会で採択され、日本が批准してから今年で30年になる。都内で開かれたシンポジウムでは、学校での子どもの権利の保障について意見が交わされ、ある団体が子どもに行った調査で「声を上げて学校が変わると思わない」という回答が68%に上ったと報告し、現在の学校では意見の尊重が重視されないとして、国の学習指導要領などに「子どもの権利」を明記する必要があると指摘した。また、高校生からは「校則について教員や生徒が議論できる場所がほしい」など」といった意見が出された。
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