給食牛乳の容器は、95.1%が紙パック。全国の学校給食で使われるストローは年間15億本。これを削減すると、250トンのプラスチックを削減できる。政令指定都市でストローなしの牛乳を取り入れているところは、20都市のうち13都市。港区教育委員会は、ストローという目に触れやすいところで、児童生徒が持続可能な社会について気づくきっかけになるとしている。児童の環境意識も高くなっている。街では、直飲みに否定的な声が多く聞かれた。ストローなしの紙パック「School POP」は、折れ線を足して飲みやすい形状になっている。パックの口を開いたときの傾斜の段差がなくなり、なだらかになっている。牛乳が急に出てくるのを防ぐ。中村が試飲し、一気に出てこないから飲みやすいなどと話した。