昨日は日本記者クラブで党首討論が行われた。党首討論のやり取りの中からいくつか紹介。アベノミクスの副作用について立憲民主党・野田佳彦代表は「副作用をどう克服するかが日本経済に一番大事。アベノミクスの罪の部分をどう考えるか?」と質問、石破総理は「コストカット型の経済にしたことは実に良くなかった。20年間実質GDPが上がらず実質賃金は下がったこともある。自分も責任を負わなければならない」と述べた。また日米地位協定の改定を巡っては日本維新の会・馬場代表が「見直しへの明言が薄れている。沖縄県民の期待に対してメッセージを」と投げかけると、石破総理は「沖縄の思いを無視することはない。具体策を自民党内で議論し必ず実現したい」と踏み込んだ。共産党・田村委員長からは「最低賃金1500円という目標を実現するため中小企業への支援をどうするのか」と問われると、石破総理は「下請け企業に元請けから負担がかからぬよう監視、賃上げできる体制を必ず整える」と答えている。畠山さんは「いつ誰が何のために裏金を作ったのかというのを未だに誰も説明してくれていない。民間企業だったら第三者委員会を立てて原因究明をするような事態だと思うが、それもしないということは自民党内に自浄作用がなくなっているんだろうと思う。自民党をこの問題に向き合わせるには投票行動しかないだろう」等とコメント。