天皇皇后両陛下は国賓としてイギリスを訪問されている。天皇陛下はウィリアム皇太子に対してテムズ・バリアはとても興味深かったですと伝える様子も見せている。雅子さまもホース・ガーズ・パレードにはお姿を見せられている。バッキンガム宮殿に続く大通りザ・マルではチャールズ国王と天皇陛下、カミラ王妃と雅子さまを乗せた馬車が君が代が流れる中通過していく様子が見られた。天皇皇后が国賓として訪問されるのは3回目のこととなっている。1971年に昭和天皇と香淳皇后が訪問されたときには第2次世界大戦で旧日本軍が捕虜となったイギリス兵に強制労働を強いていたことから騒動も起きていて、1998年に今の上皇ご夫妻が訪問された際も抗議の声が上がったが当時の上皇さまは「戦争により人々の受けた傷を思う時 深い心の痛みを覚えます」などと話された。一方でかつての捕虜を日本に招き和解を勧めてきた恵子ホームズさんは、上皇さまの心の痛みという発言について、お姿やお話の仕方に癒やされているのではないかと話している。