国の名勝に指定されている福井市の養浩館庭園をデザインした切手の販売がきょうから始まる。この取り組みは福井市と日本郵便が市の観光のPRにつなげようと企画したもの。これに合わせてきょう養浩館庭園で贈呈式が行われ、福井市の西行市長が「この切手をきっかけに多くの人が庭園を訪れてほしい」と話していた。養浩館庭園は江戸時代につくられた福井藩主の別邸で、大きな池を中心とした庭と、池に浮かぶようにして建つ建物が特徴。1982年に国の名勝に指定されている。切手の販売は福井市、鯖江市、越前市など県内114の郵便局で行われ、来月5日からはインターネットでも購入できる。日本郵便・福井県中部地区連絡回・竹下雅裕地区統括局長は「四季折々いろいろな風景がありますので、訪れるきっかけになればいいかなと思います」とコメントした。
