きょうのテーマは「信用できぬ業績予想 海運・銀行でみる評価の差」。TOPIX採用企業の2026年3月期業績予想は、公表せずの企業が5.3%あったが業績予想を発表した企業を対象にした純利益は前年比で約5.7%減の予想となっている。りそなアセットマネジメントの戸田さんは「全体的に慎重に構えている経営者が多く、業績予想は投資家の期待値よりも低かった」と指摘している。そして為替の影響を見るうえでの各社の2026年3月期の想定レートは135円~150円で、円安になるほど利益の押上効果が大きいい外需関連企業の中でも差がある数字になっているドル円相場の動きが大きいことから発表時期によって変化があるのも影響している。モーサテ出演者による2025年12月末のドル円予想も円高だと135円(10.8%)から円安だと150円(13.5%)まで幅広くなっていて見通し辛くなっている。マーケット関係者は「会社側が出してきた業績予想を信じていいのか判断が難しい」という声が相次いでいる。
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