日銀の短観は国内企業に3ヶ月ごとに景気の現状などを尋ねる調査で、9月の短観では景気が良いと答えた企業の割合から悪いと答えた企業の割合を差し引いた指数は、大企業・製造業でプラス9となり、前回比を4ポイント上昇した。半導体不足の解消が進み自動車の生産が回復していることなどが要因で、2期連続での改善である。大企業・非製造業の指数は宿泊や飲食サービスが回復したことなどからプラス27と6期連続で改善し、約32年ぶりの水準となった。
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