今日の日経平均株価の終値は、昨日より711円安い30526円で取り引きを終え、今年5月以来の安値水準をつけた。FRBによる利上げが長期化するとの観測から、アメリカ経済の先行き懸念が高まり、幅広い銘柄に売り注文が広がった。1週間で1800円以上値下がりしたことになる。昨夜一時1ドル=150円台をつけた円相場は、直後に瞬間的に147円台前半まで、3円近く円高方向に進んだが、その後は149円台に戻るなど、乱高下。現在も149円台前半で取り引きされている。市場では、政府日銀の為替介入への警戒感が一段と高まっていて、神経戦が続いている。