20年前の発行時は、スーパーのレジで初めて見る新紙幣に困惑する人もみられ、カラーコピー機を使用し、新1万円札や旧1万円札を偽造する事件も発生した。偽造防止のため本物かわかる4つのポイントがある。ポイント1:触って分かる(深凹版印刷)、2:透かしてわかる(高精細すき入れなど)、3:道具でわかる(マイクロ文字、特殊発光インキで書かれ通常の印刷では印刷不可)、4:傾けてわかる(パールインキ、ホログラムを使用)。今回の新紙幣でこれまでと一番違うとされているのが3Dホログラムを使っていること。3Dホログラムには、ストライプ型、パッチ型などが使われており、紙幣への搭載は世界で初めてとなる。