一万円札・渋沢栄一、五千円札・津田梅子、千円札・北里柴三郎が描かれた新紙幣をスタジオで紹介。出演者らは「透かしのところに人物像が入っている。印刷の盛り上がり具合とか触ってみるとよく分かる。数字が大きくなった」等とコメント。20年ぶりに新紙幣発行となった。経済評論家・加谷珪一氏は「諸外国では札ごとに随時っていうパターンもある。偽造防止のために期間ごとにっていう。絶対に20年というわけではない。ただ、日本は偽造防止の技術が高い。それでも一応一定期間ごとにということ」等と解説。新紙幣は本日午前8時から日本銀行の本支店から各銀行に配送。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のメガバンク3行にはあす4日から新紙幣の両替開始。取り扱い開始日は銀行・支店により異なる場合もあるので注意。2022年度から新紙幣の量産開始。2025年度3月末までにいま流通している紙幣の46%にあたる74億8000万枚を刷る計画。前回の刷新では1年間で6割程度が新紙幣に切り替わる。加谷氏は「40億枚ぐらい既に印刷してあるので思ったよりは早く出回るかなという感じがする」等と指摘した。