日銀が企業から景気判断を聞き取った12月の短観で大企業の製造業の景気判断が2期ぶりに改善した。認証不正問題で低迷していた自動車の生産が回復したことなどが理由。大企業の非製造業の指数は前回より1ポイント下落して+33となり、2期ぶりに悪化した。消費に関わる業種で大きく悪化していて、小売は前回より15ポイントと大幅に低下したほか宿泊、飲食サービスも12ポイント下がった。人手不足や人件費の上昇により経営の負担感が高まっていることが背景にあるとしている。
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