今週は日本・米国で金融政策を決める会合が開かれる。16・17日が米FRB、18・19日が日銀。米国では投資家が”利下げはほぼ確実だろう”とみている。米国の政策金利を紹介。現在は4.25%~4.5%だが、前回引き下げは去年12月。仮に利下げを決めれば9か月ぶりとなる。米国では雇用の減速が鮮明になり、利下げで下支えが必要だろうという見方がFRBの中でも強まってきている。今回は3か月ごとに公表される政策金利の見通しも注目されている。年内は今回を含めて3回の会合があるが、市場は今回だけでなく10・12月も利下げするだろうという予想が多くなってきている。このことが日米の株価を押し上げてきたが、投資家の期待が高いだけに金利の見通し次第では株価が大きく値下がりする可能性も指摘されている。パウエル議長の会見に注目。
