日本銀行は国内の物価が緩やかに上昇しているが、アメリカの関税政策をめぐり不確実性が高いとし、日本経済が悪化することなどを懸念し、今年1月以降利上げを見送ってきた。日銀では大手企業の景況感は堅調に推移しているとの見方が強い一方、関税の影響が本格的にでてくるのはこれからとの声も根強い。金融政策決定会合ではアメリカ経済への影響を慎重に分析し、政策金利0.5%程度の据え置きとなる見通し。今後の利上げのタイミングについては必ずしも年内にこだわっていないとの声がある。
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