丹沢山地は首都圏からのアクセスがとてもよく多くの登山者が訪れる山なのだが空気が澄んだ冬の時期ならではの特別な魅力がある。学生時代は山岳部で丹沢には何度も登ったことがあるという青木ディレクターを同行させ登山開始。頂上までは3時間ほど。日帰りでも登れる山だが、山頂にある山小屋で1泊する。標高1491メートルの道のり、かなりの急傾斜が続く。ここで山登り慣れている青木ディレクターからアドバイス。伊豆半島も見える。相模湾を一望して左手のほうには湘南、その向こうは三浦半島に房総半島も見渡せる。塔ノ岳の頂上では雲がかかって景色はお預けかと思いきや天使のはしごが出て、光の筋がくっきり見えた。雲の隙間から降り注ぐ光が丹沢の山々を優しく照らしていた。つづいて目的地の山小屋に到着。小屋番の深松悠平さんは山好きが高じて6年前からここで働き、多くの登山者を迎えている。戦前から続くこの山小屋には冬でも全国各地から宿泊客が訪れる。人気の理由の1つは食事。メニューは昔からカレーライスだが、たっぷりの副菜もついている。さらにこの時期ならでは。とっておきの景色を深松さんに特別に案内してもらった。目の前に広がる光の帯。4000万人が暮らす首都圏の輝き。奥のほうに見える青いちょっと光っているものが見えるのが東京スカイツリー。その右下あたりの尖った建造物が東京タワー。
住所: 東京都港区芝公園4-2-8
URL: http://www.tokyotower.co.jp/
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