不適切な会計処理の疑いで東京証券取引所から内部管理体制の改善を求められているモーター大手のニデックが今日改善に向けた計画書を提出した。カリスマ経営者として知られる創業者、永守重信氏に対する忖度が不適切な会計疑惑の原因だと指摘している。「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」。旧日本電産、ニデックを創業した永守氏が掲げた仕事の流儀。一代で売上高2兆円規模の企業に育て上げたその手腕からカリスマ経営者として知られた。しかしグループ内で発生した不適切な会計疑惑。ニデックは去年10月、東証が内部管理体制の改善を求める特別注意銘柄に指定された。上場廃止に追い込まれる恐れがある中ニデックは今日、指定の解除に向け東証に改善計画を提出した。不適切な会計疑惑の背景について、報告書は永守氏の意向を優先する企業風土が不適切な会計問題の背景にあったと指摘。永守氏は先月、代表取締役を辞任。今後の改善策には企業風土の改革に向けた社内組織の発足などが盛り込まれた。
