KONDO Racing Teamを率いる近藤真彦。鈴鹿サーキットに表れた新車はFERRARI 296 GT3であり、近藤は3年計画で行きたいと話す様子を見せた。目指すはドイツ・ニュルブルクリンク24時間であり、1周約25kmという周囲は鈴鹿の4倍超という規模となっている。狭いコース幅に起伏の激しい路面、高低差は約300mというコースであり、170ものカーブを走るのが特徴となっている。近藤は24時間戦う環境が人を育てると話す様子も見られる。やり残してきたものがニュルにあると話していて、2019年には日産GT-Rで9位入賞という結果だった。しかし、コロナ禍から継続参戦が幻となりニュルへの挑戦は道半ばとなった。近藤自らがステアリングを担っての初走行が行われている。そして、フェラーリ 296 GT3が2023年のニュルを制したマシンであり、近藤は勝てる車で勝負したいと意気込む様子を見せている。SUPER GTとSUPER FORMULAに参戦するとともに、SUPER FORMULAでは統括団体の会長を務めるなどレース会うになくてはならない存在となっている。歌手としてもデビュー45周年を迎えライブやテレビなどでの活動も続けている。活力の秘訣について近藤は「止まってないから 常に動いてる」と話し、レースの合間に人間ドックなどの予定も詰め込んでいるという。