数年に一度のレベルの大寒波が襲来。日本海側を中心に猛吹雪や大雪となっている。北海道帯広市では国内で初めて12時間で120cmの降雪を観測するなど、歴史的な大雪となっている。気象予報士・防災士・蓬莱大介が、スタジオで大雪の状況について解説。
数年に一度のレベルの大寒波が襲来。日本海側を中心に猛吹雪や大雪となっている。北海道帯広市では国内で初めて12時間で120cmの降雪を観測するなど、歴史的な大雪となっている。帯広市の24時間降雪量は124cm、観測史上最大。北海道内の小中学校など209校が臨時休校。北海道東部では、今夜にかけて激しい雪が続く見込み。石川・金沢市では、金沢駅前の市街地から離れると、スリップし縁石に乗り上げた車がみられた。湯涌温泉では、雪かきに追われている。あさってにかけ平地でも一部大雪の見込みで、交通障害に警戒が必要。新潟・長岡市・関越自動車道では除雪作業が進められ、のろのろ運転が続いている。新潟県では、あす朝にかけ100cmの降雪予想。新潟・津南町は、県内でも特に雪が多い地域。積雪は全国3位。ニューグリーンピア津南では、除雪車乗車体験ができる。ロータリー除雪車は、雪を砕き遠くへ飛ばす。さらなる大雪が予想され、心配されている。富山・砺波市・南砺市に大雪警報発表中。きのう、北陸地方で“春一番”を観測。24時間予想降雪量は、近畿・60cm、中国・50cm、四国・30cm。
数年に一度のレベルの大寒波が襲来。日本海側を中心に猛吹雪や大雪となっている。数年に一度のレベルの大寒波が襲来。日本海側を中心に猛吹雪や大雪となっている。北海道帯広市では国内で初めて12時間で120cmの降雪を観測するなど、歴史的な大雪となっている。鹿児島では、5地点で今季最低気温を観測。九州でも降雪。大分・日田市では、道路から数m下の畑に車が転落、女性が病院に搬送、命に別状なし。雪による視界不良が原因とみられる。今季最強寒波は、全国的に被害が出た4年前の寒気に匹敵。2021年、福井県では北陸自動車道で大規模立ち往生。1500台が立ち往生、最大66時間通行止めとなった。2022年、新潟県・国道8号・17号で立ち往生。通行止め全面解除までに約38時間。おととし、JR京都線新快速列車などの車内に約10時間閉じ込め。進路を切り替える装置が雪で詰まり、多くの列車が立ち往生。水道管が凍結すると、水道管が破損し水漏れの恐れがある。北九州市上下水道局による凍結対策の実演では、凍結対策を説明。凍結対策は、水道管を冷たい空気にさらさない。