きょうの株価の見通しについて、西原里江さんがスタジオで解説。予想レンジは、3万7300円〜3万7700円。きのうの強いアメリカの市場、円安も進んでいるため、強は上昇していく。きのうの先物も相当上がっていた。注目ポイントは、「セルオフ後の株式市場」。グラフ「日経平均」を紹介。日銀の利上げ以降、日経平均は5日までに19%下落して、その後6日以降の上昇で、下落幅の半分くらいを取り戻してる。セルオフ前後で変わったことについて、不安材料の円キャリートレードの巻き戻しが進み、見えない不安が後退し、市場のショックへの大勢を強めたところはあるのでは。JPモルガンでは年末の日経平均の見通しをセルオフを受け、4万2000円から3万9000円〜4万円のレンジに小幅に引き下げているが、大幅に下落する蓋然性は後退したとみてる。日本株急落の要因について、表「日経平均下落の要因分析(出所:JPモルガン証券)」を紹介。今後でてくるジャクソンホール、8月の雇用統計をイベントとして、景気後退リスク、FRB(連邦準備制度理事会)の利下げ期待がどう変わっていくかが今後の株価見通しを考えていく上で重要になっていく。JPモルガンでは2024年末までの景気後退確率を25~35%までセルオフを得て引き上げてる。巻き戻しが起こるリスクを想定し、ディフェンシブ株への投資が有効であると考えてる。日本株ではセフオフ後、為替が一段、円高に切り上がってるので、国内のディフェンシブかつ円高に強いセクターが安心感がある。