都内で行われた日経トレンディ「2025年ヒット商品&2026年ヒット予測」発表会には今年の顔に選ばれたアーテシストでプロデュースなども手がけるSKY-HIとアナウンサーと俳優など幅広く活躍する森香澄が登壇。3位に選ばれたのは「Nintendo Switch 2」で映像が鮮やかになるなど後継機として異例のヒットを記録した。そのほか4位には「平成女児売れ」がランクインし、5位のせいろは初心者でも使いやすいということが再認識されブームになったという。2位に選ばれたのは映画「国宝」で主人公が歌舞伎の名門一家で女形として芸の道に人生をささげる姿を描いた作品である。今年のヒット商品の1位と2位の要因となったというのが「体験最大化主義」。これは1回の体験で得られる対価を最大化しようと予習・復習を欠かさない風潮だということで、例えば国宝では“復習”するために原作本を求める人が続出した。興行収入は166円を突破し、実際の歌舞伎にまで影響を与えたとしている。1位は「大阪・関西万博 with ミャクミャク」。大阪・関西万博は予約方法や会場内が複雑だったこともあり“予習用”ガイドブックがベストセラーとなった。ミャクミャク人気が活発化したことが後押しし、230億円の黒字が見込まれている。
			
