円相場は今月上旬には1ドル162円に迫りおよそ37年ぶりの円安水準となっていたが、その後急速に円高が進みきょう午後には一時151円台をつけた。2週間でおよそ10円も上昇したことになる。日銀が早期に利上げを行うとの観測からドルを売って円を買う動きが加速したもの。この円高や米国の株安などを背景に東京株式市場はほぼ全面安となり日経平均株価は一時1300円以上値下がりし、終値としておよそ3か月ぶりに3万8000円を割り込んだ。
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