きょう大幅高となった日経平均株価。東証プライムに上場する銘柄の8割が上昇するほぼ全面高の展開になった。12日のニューヨーク株式市場でハイテク株が多いナスダック総合株価指数が値上がりした流れを受け、半導体関連株が大きく上昇した。今月に入り、乱高下が続く株式市場。アメリカの景気減速への懸念や、日銀の追加利上げをめぐる動きから日経平均株価は5日に3万1000円台にまで暴落。この反動で6日に過去最大の上げ幅を記録したあとも上昇し、きょう7営業日ぶりに終値が3万6000円を超えた。この歴史的乱高下に国会でも動きがあった。与野党は23日に衆議院の財務金融委員の閉会中、審査を開くことで合意。鈴木財務大臣や日銀・植田総裁の出席を求め日銀の追加利上げの妥当性や市場の混乱との因果関係を問いただすとみられる。