米国大統領選でトランプ氏の優勢が伝わるにつれマーケットでは円安株高が加速した。円相場は、朝型は151円台前半で推移していた。開票が進み、インフレ圧力を高める政策を打ち出すトランプ氏が優勢と伝わると米国の金利が上昇。日米の金利差の拡大を意識した円安ドル高が進み、円相場は一時3ヶ月ぶりに154円台をつけた。為替相場の動きと連動するように日経平均株価は一時1100円以上上昇して3万9600円台をつけ取引時間中として2週間ぶりの高値をつける場面があった。円安が利益の押し上げとなる製造業を中心に上昇し、ほぼ全面高の展開となった。