丸紅経済研究所・今村卓の解説。日本の半導体は本当に世界の競争から脱落しかけているが、米中対立がきっかけで受け皿として再生の可能性が一気に出てきた。ここから巨額の投資が必要になってきてそれをやり続ける必要があるので改めてここから持続的に民間の投資を続けられるような競争力を維持しそれから強めていくことができるかどうかが大きな課題。シティグループ証券・高島修の解説。80年代に日米半導体摩擦というのがありこの時円高がちょうど進んでいて米国が使ったカードの一つだと言われていた。円安環境が長期化する中で日本国内で半導体に関する投資が回復してきていて雇用に対する需要が増えるということにつながっており非常に重要な転換点が来ていると思う。