月日貝の漁は今月1日から解禁され、日置市の江口漁協では毎朝底曳網で収穫された月日貝が水揚げされる。月日貝はクリーム色と赤褐色の2枚の貝殻を月と太陽に見立てて名付けられ、主に西日本の水深100mまでの砂浜に生息している。漁解禁からこれまでの水揚げは漁船1隻あたり1日50~60キロと、漁獲量の多さから自主的制限した昨シーズンの同じ時期に比べ半分にとどまっている。ただサイズが大きく身も肉厚なものが多いという。月日貝は鹿児島市などに出荷するほか、漁協近くの物産館でも販売している。月日貝の漁と出荷は来年3月末まで続く。