- 出演者
- 田中秀喜 山崎智彦 高橋篤史 一柳亜矢子 兼清麻美 坂下恵理 島田莉生 久保田拓人 稲井清香
オープニング映像が流れた。
新潟県内の主力品種・コシヒカリは、今週から県内各地で本格的な収穫シーズンを迎えている。新潟市中央区の農産物直売所では、五泉市で先週収穫された新米の販売がきのうから始まった。販売価格は、5キロあたり税込4946円で、去年の同じ時期と比べ1000円余高くなっている。店の運営会社によると、ことしは、高温と水不足の影響が懸念されたが、きのう独自に検査したコシヒカリはすべて1等米だったという。きょうは午前中から、客が次々と新米を買い求めていた。直売所の専務は、消費者目線では買いにくい値段かもしれないが、農家目線では、農業を続けていくにはことしの値段は意味があるなどとした。
阿蘇市のJAの倉庫で、コメの出発式が行われた。まず、神事が行われ、参加者約130人が出荷作業の安全を祈願した。JA阿蘇の原山会長は、持続可能な農業を作るために、JAとして力を尽くすなどと挨拶した。きょうは、1等級と判断された特別栽培米のコシヒカリ10トンがトラックに積まれ、熊本市に向かった。JA阿蘇では、概算金について、すでに60キロあたり3万240円と過去最高額に引き上げていたが、きょうの出荷に合わせ、さらに3万3240円に引き上げると発表した。ことしは、高温被害などが心配されたものの、品質のよいコメに仕上がっているという。阿蘇地域でのコメの収穫は、例年より1週間ほど遅く始まり、10月いっぱい続くという。
二十世紀梨の全国有数の産地の湯梨浜町には百年樹と呼ばれる樹齢119年の梨の木があり、梨農家のグループが管理するとともに地元の小学生が栽培体験を行っている。今日は百年樹のすぐそばにある小学校の3年生37人が収穫体験を行った。梨には病気や虫から守るために5月~6月にかけて児童たちが取り付けた袋がかかっており、子どもたちは直径12cmほどまで育った梨を丁寧に収穫した。
先月から倉吉市で撮影が行われている映画「遥かな町へ」を地域の活性化につなげる事業に対してふるさと納税を行った企業に市から感謝状が送られた。感謝状が送られたのは今年7月から先月にかけて倉吉市に「企業版ふるさと納税」を行った3社で、企業版ふるさと納税は自治体の地方創生事業に寄付した場合税金が控除される制度。3社は倉吉市で撮影が行われている映画「遥かな町へ」を地域活性化につなげる倉吉市の事業に計150万円寄付している。映画の公開は来年秋の予定で、市は今後寄付金を活用しロケ地の観光地化に向けた整備などを行うことにしている。
今月13日に東京で開幕する陸上世界選手権に出場するジャマイカ代表の選手達は鳥取市で事前キャンプを行っており、昨夜は市内で開かれた走行会に選手やコーチなど40人余が出席した。県東部の伝統芸能傘踊りが披露され、ジャマイカの国旗の色に合わせた傘で踊って選手を激励した。続いて地元の幼稚園児が事前に作ったメダルが選手にプレゼントされた。陸上世界選手権は今月13日から21日まで東京・国立競技場で開催される。
月日貝の漁は今月1日から解禁され、日置市の江口漁協では毎朝底曳網で収穫された月日貝が水揚げされる。月日貝はクリーム色と赤褐色の2枚の貝殻を月と太陽に見立てて名付けられ、主に西日本の水深100mまでの砂浜に生息している。漁解禁からこれまでの水揚げは漁船1隻あたり1日50~60キロと、漁獲量の多さから自主的制限した昨シーズンの同じ時期に比べ半分にとどまっている。ただサイズが大きく身も肉厚なものが多いという。月日貝は鹿児島市などに出荷するほか、漁協近くの物産館でも販売している。月日貝の漁と出荷は来年3月末まで続く。
リュウキュウアカショウビンは全体的に朱色がかった体と大きく真っ赤なくちばしが特徴のカワセミ科の渡り鳥で、4月~夏にかけて南西諸島の島々に飛来して繁殖や子育てを行う。奄美市住用町の夜の山林では、越冬地の東南アジアなどへ旅立つ時期を控えたリュウキュウアカショウビンが羽を休める姿がみられた。リュウキュウアカショウビンは天敵のハブに襲われないよう見通しの効く木の枝先や電線の上に止まって睡眠を取る習性がある。中には巣立ったばかりとみられる、体が淡い幼鳥の姿もみられた。リュウキュウアカショウビンは今月中旬~来月初めごろにかけて越冬地の東南アジアなどへ渡るということで、その旅立ちとともに奄美の夏が終わる。
美波町の国民宿舎「うみがめ荘」は昭和39年に建てられ老朽化により5年前に閉館・解体された。町はこの国民宿舎の跡地に新たな観光の拠点として芝生の広場を整備し先月中旬から利用を開始した。広場は約1800平方メートルで、ベンチが6つ設置されているほか海岸に上陸するアカウミガメに配慮して光が漏れないように高さ70センチほどの低い街灯が設置されている。広場の隣には博物館を訪れる際にも利用可能な駐車場も整備され一部の利用が始まっている。広場の名称は町が地元の小中学生から募集し、228件の応募の中から小学4年生の児童の「うみがめマリンパーク」が選ばれた。美波町政策推進課は、町民や観光客がともに楽しみ交流できる新たな拠点となったので県南部を訪れる際はうみがめ博物館や広場にぜひ立ち寄ってほしいとしている。
子育ての孤独感・不安感を和らげようと徳島県内で子ども食堂などを運営する団体が先月から夜泣きカフェを始めた。夜泣きカフェの利用は小さな子どもを持つ親など子育て中の人の利用を想定しており、1階は飲み物を飲みながら交流できるカフェになっているほか、2階は女性専用のスペースとなっており赤ちゃんと母親が横になって休むことができる。施設の利用料は1回500円で、運営スタッフやボランティアが利用者の話を聞いたり赤ちゃんをあやしたりしてくれる。手ぶらでも気軽に立ち寄れるように紙オムツや粉ミルクを無料提供している。夜泣きカフェは毎月1回最終水曜日の夜10時~翌朝6時まで開かれている。
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立山黒部アルペンルートは大町市と富山県立山町をロープウェーやバスなどで結ぶ全長37キロ余の山岳観光ルートで、大町市の扇沢駅と黒部ダム駅を結ぶ約6キロの区間ではトロリーバスが老朽化などで廃止され2019年から電気バスが運行している。今日、今年度の電気バスの乗客が60万人に達し扇沢駅で記念の催しが行われた。東京から観光に訪れていた男性に対し60万人目の乗客になったことが伝えられ、記念品が手渡された。
上田市の武石ともしび博物館の敷地には約200株のはぎが植えられており、訪れた人たちははぎの小さな赤紫色の花を見ながら散策をしたり写真を撮ったりして秋の訪れを感じていた。今年は例年より1週間ほど開花が遅かったということで今見頃を迎えている。はぎの花は今月中旬ごろまで楽しめる。
長野県警察本部によると、今年7月~8月に県内の山で遭難した人は154人で去年の同じ時期と比べ29人増加し、過去10年間で最多となっている。この内6人が死亡し、去年の同じ時期より9人少なくなった。一方でケガをした人は去年より22人増えて75人となった。遭難した人の7割以上が50代以上だった。遭難した原因については転倒が44人、疲労が36人、転落・滑落が28人だった。遭難が増えた背景について警察は、厳しい暑さで体力を奪われたことなどが影響したのではないかとしている。警察は日没が早くなる秋山シーズンを前に、ヘッドライトや防寒着などの装備を整え実力にあった山に挑戦するよう呼びかけている。
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今日9月9日は「救急の日」ということで和歌山県御坊市の商業施設では、消防職員や看護師が買い物客に救急車の適切な利用など救急医療への理解などを呼びかけた。啓発活動は和歌山県が行ったもので、御坊市の商業施設の入口付近に消防職員や看護師など15人が集まり買い物客にチラシや心臓マッサージなどの手順が書かれたカードを配った。和歌山県によると、おととしの和歌山県内の救急車の出動件数は5万8884件で、前年比3100件余り増加している。
茨城県行方の現在の様子。
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今日このあとの全国の天気を伝えた。
宮若市のコメ農家・安河内豊孝さんは約20ヘクタールの田んぼでコメを栽培している。暑さ対策として行っているのは水の入れ替えで、田んぼの温度が上がりすぎないよう1日に何度も水を入れ替えている。さらに通常より5cmほど深く耕して温度の低い地中深くまで根が伸びるようにしている。連日のように暑い日が続く中でコメの品質に変化が出ている。コメは高温が続くとデンプンが不足し白く濁り割れやすくなる。味にさほど影響は無いが割れてしまうと食用としては流通できなくなる。暑さに強いコメを作ろうという取り組みも行われている。筑紫野市にある福岡県農林業総合試験場では約30年前から気温が高くても品質が落ちない高温耐性品種と呼ばれるコメの研究を進めてきた。何千という品種をかけ合わせこれまでに3種類の高温耐性品種を市場に出すことに成功している。この研究所では新たな取り組みとして、今後更に暑くなることを見越してより過酷な環境を作り出そうと特殊な農業用ハウスを建て、新たにかけ合わせた250の品種が植えられている。この中から暑くても品質を保てるものを選抜する。昼間は窓が開いており外と気温が変わらないが日が沈むのに合わせて密閉される。重要なのは夜の気温で、これまでの研究からコメは夜の気温が高いと品質が下がる傾向があるためあえて夜の気温を高く保ち過酷な状況を作っている。外の田んぼと比較するとハウス内は約2℃高い環境となっている。試験場の高田元気さんは、10年後もっと暑くなることを想定して、その気象条件でも安定しておいしいコメがとれるような品種を開発していきたいと話した。
福井・あわら市は温泉のイメージが強いが、実はフルーツの栽培面積が県内トップ。この時期、穫れるフルーツの種類が特に増えるそう。旅の足は電動自転車。観光に活用してもらおうと市が駅前でレンタルを始めた。出発して30分、現れたのはフルーツラインと書かれた看板。全長13kmの道路の周辺に果樹園や果物農家が集まっている。お邪魔したのは13種類を作っているという果樹園。旬はマスカット。さらにリンゴ・イチジクフルーツの栽培面積が県内トップ。この時期、穫れるフルーツの種類が特に増えるそう。旅の足は電動自転車。観光に活用してもらおうと市が駅前でレンタルを始めた。出発して30分、現れたのはフルーツラインと書かれた看板。全長13kmの道路の周辺に果樹園や果物農家が集まっている。お邪魔したのは13種類を作っているという果樹園。旬はマスカット。さらにリンゴ・イチジク・ブルーベリー。夏の終わりから秋の初めはフルーツの最盛期。様々な味と出会える。この日も多くの観光客が収穫を楽しんでいた。景色を楽しみながら進むこと40分、北陸三県でも最大規模の観光梨園に到着。約200本の木に実が4万個以上。この日は甘みが強い幸水の収穫が始まったタイミングだった。選んだ梨の糖度は15.9度。米倉さんが梨園を始めたのは半世紀ほど前。元々あわら市の北部は広い丘で日当たり・風通し・水はけいずれも良好。フルーツを栽培するのに適した土地柄だった。昭和56年、国による大規模農地開発で丘の下から九頭竜川の水を汲み上げる施設が完成する。豊富な水が引かれたことで農家が急増。中でも梨を作り始める人が多く、100軒以上で梨団地が形成されたほど。現在では生産者の多くが70代以上になった。寂しさを感じながらも県内外の常連客の笑顔を励みに頑張るという米倉さん。生産者の高齢化が進む中、新たな担い手を育てるため、県は2014年にあわら市に研修施設・園芸カレッジを整備した。栽培や経営について無料で学ぶことができ、200人以上の卒業生が県内で農家になっている。最後に訪れたのは園芸カレッジの卒業生が営むハウス。3年前に脱サラし、あわら市に移住して農業を始めた伊藤さん。4種類のメロンを主に出荷し、少しずつ経営も軌道に乗ってきたとのこと。経験が浅い伊藤さんを支えるのは地域の先輩農家。分からないことは何でもすぐに教えてもらう。伊藤さんは「農業は頑固な人が多いのかと思っていたんですけど、古き良きのほうを感じていまして、ここで長く続けようかな」と話した。
出演者が気になったニュースは”夜泣きカフェ”。月1回最終水曜日の夜10時~翌朝6時まで。ミルクやオムツもあるので手ぶらでOK。出演者は「出かける準備するにしても時間がかかったりして、そういうのを考えると行くのどうかなって思うが、こういうふうに至れり尽くせりで待っていてくださる人がいるというのは有り難い」等とコメント。