きょう昼前、東京・世田谷区で浄真寺の巨大な木が倒れ、電線に接触した。寺の住職によると樹齢100年以上。今回の倒木でけが人はなく、停電も起きなかった。警視庁などが木が倒れた原因を調べている。きのうは東京・日野市でイチョウの木の枝が折れて落下し、下敷きになった男性が死亡。木は1960年ごろに植樹されたとみられ、市が行ったことし7月末の点検では異常は確認されなかった。健康な木だからこそ考えられる理由が2つある。専門家はぎんなんが多く実っているイチョウの下を通るときは頭上に注意し、避けられる場合は避けてほしいと指摘。今回の死亡事故を受け、国交省は近年、古くなった街路樹による倒木事故も起きていることから、樹木管理をどのように行うか早急に検討する方針。視聴者提供。近くの住民、日本樹木医会・小林明理事は、上の方をみていただくとたくさんのぎんなんが実っている、ぎんなんの重さが原因になったのでは、と話していた。