きょう、西日本各地で大雨となった。昼前から活発な雨雲がかかり続けたのが東海地方西部。局地的に非常に激しい雨が降った。三重県桑名市では3時間雨量が観測史上最大の144.5ミリ。市内では幹線道路が川のような状態に。大雨のため、東海地方では新幹線やJR在来線、私鉄が一時運転を見合わせた。愛知県津島市でも市内のあちこちが冠水。名鉄・津島駅周辺にもかなりの水が押し寄せた。愛知県一宮市では住宅街の道路が冠水。雨雲は東海地方西部の南北に連なり、愛知、岐阜、三重の各地で激しい雨となった。JR岐阜駅の構内では雨漏りが発生。岐阜県と三重県には一時、土砂災害警戒情報が出された。岐阜市によると、床上浸水1件、床下浸水8件、道路冠水15件が発生したが、人的被害はないという。徳島県ではきょうの夜遅くにかけて、高知県ではあすの明け方にかけて線状降水帯が発生する恐れがある。高知市から中継で今の様子を伝えた。