選考レースから大きく抜け出し今大会でも着実に決勝進出を果たした早田ひな。卓球黄金世代の2000年生まれで現在最もノッている早田だが、2年前の東京オリンピックでは同じ黄金世代の2人がメダリストとなる中でリザーブメンバーとしてサポートに徹していた。しかしその後成長し、パリ五輪代表をほぼ確実としている。しかし早田はパリ五輪出場が目標ではなく、優勝するためには進化が必要で、特にスピードをつけたいなどと話した。決勝の相手は早田と同じ黄金世代の2人を打ち破ってきた張本美和。早田は第1ゲームを奪うが張本も譲らずゲームカウント2-2で第5ゲームを迎え、デュースの末に張本がゲームを奪う。その後張本の勢いが止まらず張本が勝利し、初優勝を飾った。