厚労省の専門家検討会は健康づくりのための身体活動・運動ガイド案を出している。定期的に運動する人が減少していることを懸念して世代別に運動の目安をまとめたもので、こどもなら少し息が上がる程度の運動を1日60分以上、高齢者は歩行程度の身体活動を1日40分以上としているが、成人からは1日60分以上の歩行はハードルが高いとの声が聞かれている。フジテレビから徒歩で豊洲駅まで向かうと豊洲駅付近まで進む形となり、約4.1kmという距離となった。歩行以外にも筋トレを週2~3日という目安もあるが、時間が足りないという声も多く聞かれている。専門家の岡浩一朗氏は移動や仕事の時間を活用できる環境を企業がバックアップする事が重要と提言しているが、実際に住友生命はオフィスの中にウォーキングコースを整備し利用するとポイントが付与されるという取り組みを進めている。