千葉県旭市の宮本英一さんは13年前に大津波に巻き込まれ、当時の経験を10年以上伝え続けているそう。当時宮本さんは自治体が避難を呼びかける中で大したことないだろうと考えていたそうで、妻と一緒に道路に流れ着いたごみの片付けなどをしていた際に7m超の津波に襲われ100mほど流されたそう。しかし屋根にしがみつき夫婦は一命をとりとめたとのこと。宮本さんは地元以外で語り部の活動をしていたが、3年前に防災資料館の管理人になったことを機に地元でも経験を語り始めたそう。宮本さんは地震は時と場所を選ばないためあらかじめ避難場所などについて話し合ってほしいなどと繰り返した。