北海道の網走市では「さるかに合戦」ならぬ「春カニ合戦」が行われた。春カニ合戦は、今が旬の毛ガニを味わう催し。流氷が遠ざかったあとオホーツク海で水揚げされ、身がぎっしりと詰まった毛ガニを堪能してもらおうと開いている。会場では茹でられたオホーツク産の毛ガニが1杯4000円で販売され、その場で味わう人もいた。また、抽せんで選ばれた参加者に向けて、緩衝材で包んだカニを投げる恒例のカニまきも行われた。春カニ合戦実行委員長・柏崎尚史さんは「5月いっぱいは毛ガニ漁もある。ぜひ網走に遊びに来てもらいたい」と話した。