連合はことしの春闘で定期昇給分を含めて5%以上の賃上げを求める方針で、格差是正に向けて中小企業では6%以上、アルバイトなどの非正規雇用で働く人は7%を目安とする目標を決めている。芳野会長は「中小企業や小規模な事業所が適切な価格転嫁や適正な取引を実現できるかが重要」と指摘。実現に向けて労使交渉の場で自社の取り組み状況を点検し、経営団体との会合などで適切な価格転嫁に向けて商慣行の見直しを呼びかけ、価格を一方的に決めるなど受注者に不利な行為を禁止する中小受託取引適正化法の内容を周知し、サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正な配分を働きかけるとしている。春闘は今月下旬に事実上スタートし、3月にかけて交渉が本格化する。
