大谷翔平は日本時間きょう行われたパドレス戦で、663日ぶり、ドジャースでは初めての二刀流復活を果たした。大谷は2017年にエンゼルスに入団し、1年目に二刀流で新人王を獲得した。この年、右肘の靭帯を損傷し、1度目のトミー・ジョン手術を受けた。復帰後は投手として活躍。2022年は15勝9敗で、2023年は10勝5敗で、2年連続二桁勝利を達成。23年7月27日、この日はダブルヘッダー。まずはピッチャーとして、メジャー6年目で初完封。2試合目にはDHで出場し、2打席連続ホームランを放った。翌月、大谷は緊急降板。9月に、2度目のトミー・ジョン手術を受けた。12月、ドジャースに移籍。昨シーズンは打者に専念し、バッターとして50本塁打・50盗塁を達成。ワールドシリーズ優勝も果たした。自身3度目のMVPも受賞した。先月からは、右肘手術後初の実戦形式の打撃練習に登板。週に1度のペースで行い、徐々に球数を増やしてきた。きょうの復帰登板、初球は157キロのストレートでファウル。5球目には、158キロのストレートで空振りを奪った。2者連続でヒットを許して、ノーアウト1・3塁のピンチを招き、犠牲フライにより失点した。その後は、4・5番を打ち取り、投手復帰戦は、1回28球、被安打2、1失点の結果となった。打者としては、第2打席に、タイムリーツーベースヒットを放ち、1点を返した。第3打席も、ライト前に運び、点差を広げるタイムリーヒット。2安打2打点の活躍を見せた。試合は、ドジャースが勝利。