アポロ計画から約50年ぶりに人類の月面着陸を目指す「アルテミス計画」に向けて日本とアメリカが取り決めを交わし、日本人2人が月面探査に参加する予定となっている。2028年にも1人目の日本人宇宙飛行士が月面に降り立つ予定となっている。計画はアメリカの物となっていて、EUなども参加して月での拠点づくりや資源探査を行い、将来的には火星探査も行う予定となっている。日本からは宇宙飛行士5人と新飛行士の候補となる諏訪理氏・米田あゆ氏も候補となっている。JAXAとトヨタなどは「与圧ローバ」と呼ばれる2人を乗せて月面を走る車の開発を進めていて、水資源の探査に使われる予定となっているとともに最大30日生活できるという。日本はインドとともにLUPEXと呼ばれる太陽の届かない月の南極を目指すミッションに向けた情報収集計画も行う予定で、来年には探査機も打ち上げられる予定となっている。JAXAの麻生さんは探査機は1.5mまでドリルを掘り進め先端に砂をピンポイントで集める機能があると紹介している。内部には電子天秤や過熱機などの装備もあり、採取した砂をその場で調べることができるのだという。