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「PFAS」 のテレビ露出情報

全国の水道水から検出されて問題となっている有機フッ素化合物・PFASについて。PFASは水や油をはじく効果があり、熱にも強いことからフライパン、食品の包み紙など、さまざまな製品に幅広く使われてきた。用途に合わせて1万種類以上あるといわれている。ただ、一部で有害性が指摘されていて、現在、3つ(PFOA、PFOS、PFHxS)が国際的に製造と使用が禁止されている。去年、WHO(世界保健機関)は、2つ(PFOA、PFOS)の物質の発がん性評価を引き上げた。米国の学術機関は、血液中のPFASの濃度が高い値が続くと「脂質異常症」「腎臓がん」「乳児胎児の発育の低下」「抗体反応の減少」の4つのリスクが高まると指摘している。日本ではPFASのうち、PFOS、PFOAの2つの物質の合計を水道水1リットルあたり50ナノグラムとする暫定目標値を設定。しかし法的な拘束力はない。水道水にどの程度PFASが含まれているのか、国は全国の状況を初めて公表。国の暫定的な目標値超えは14か所だが、現在は目標値を下回っている。また、目標値を下回っているものの、一定程度PFASが検出された所は500か所以上。PFASが水道水から検出される理由は、化学工場で製造使用されたり、在日米軍基地などで使われた泡消火剤などに含まれていたPFASが、川や地下水に流れ出たあとも残り続ける。PFASは自然界でほとんど分解されず、永遠の化学物質ともいわれていて、浄水場で除去しきれずに水道水から検出されている。今回、公表された地域の中で 最も高い値のPFASが検出された岡山県吉備中央町では住民の健康への不安が高まっている。
岡山県の山あいにある人口1万人ほどの吉備中央町。先週から町の公費による血液検査が始まった。PFASが血液にどの程度含まれているのか、検査を希望した住民など790人を対象に行われる。公費による検査は全国で初めて。去年、この町の一部の地区の水道水から、1リットルあたり1400ナノグラムのPFASが検出されていたことが発覚。国の暫定目標値の28倍という高い値。水道水が汚染された原因は、水源の上流に地元業者が置いていた活性炭。活性炭はPFASなどの有害物資を吸着して、取り除く効果があり、工場や浄水施設などで使われている。この活性炭の一部に含まれていたPFASが雨とともに土壌にしみ出したと見られ、水源のダムが汚染された。業者は使用済みの活性炭にPFASが含まれていたことは知らなかったという。業者は現在、詳しい調査を進めている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年1月28日放送 16:48 - 19:00 テレビ朝日
スーパーJチャンネル(ニュース)
NEXT、PFAS検査で「高い数値」。

2024年12月29日放送 8:00 - 9:54 TBS
サンデーモーニング(一週間のニュース)
12月24日火曜日。発がん性が指摘される有機フッ素化合物=PFASが水道水などから検出されている問題。この日、環境省は自治体や水道事業者に対し定期的な水質検査とPFASの数値が基準を超えた場合の改善を義務づける方針を固めた。PFASは水や油をはじく製品の加工や泡消火剤などに使われてきた。主なものは2010年と2021年に製造や輸入の禁止措置が取られているが、[…続きを読む]

2024年12月24日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
関東でも井戸水などから国の暫定目標値を超える濃度で検出されるケースが相次いでいるPFASについて、環境省は水質検査や基準となる数値を超えた場合の改善を法律で義務づける方針を決めた。有機フッ素化合物のPFASのうち、有害性が指摘されているPFOSとPFOAについて、国は4年前、2つの物質の合計値を水道水1リットル当たり50ナノグラムとする暫定目標値を設定。しか[…続きを読む]

2024年12月24日放送 15:45 - 19:00 フジテレビ
イット!(ニュース)
環境省は有機フッ素化合物「PFAS」について、規制を強化する水質基準の対象とする方針を固めた。水道事業者などに定期的な水質検査の実施やPFASの濃度が基準を超えた場合に改善が義務づけられる。浅尾環境相は「来春をめどに方向性を取りまとめていきたい」と述べた。基準となる数値はこれまでの暫定目標値と同じでPFASの一種「PFOS」と「PFOA」が水道水1Lあたりの[…続きを読む]

2024年12月4日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
PFASは人工的に作られた有機フッ素化合物の幅広いグループの総称で1万種類以上もあるとされる。食品包装や衣類など世界で幅広く使われてきた。しかし、PFASの一部に健康への悪影響が指摘されるようになったため、PFOS・PFOA・PFHxSが国際的に規制された。しかし、近年もこれらが各地の河川や水道水から検出され問題となってきた。昨年度まで14の水道事業者などで[…続きを読む]

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